もとみや青年会議所は35周年を迎え、創立から現在まで時代のニーズに合わせた柔軟な青年会議所運動を続けてきました。そのおかげもあり、もとみや青年会議所は地域になくてはならない団体の一つとして位置づけされていると確信しております。 今年度当委員会では、そんなかけがえのない地域とかけがえのない人たちの為に、私たちが地域を巻き込み、地域と共同し、それぞれの地域の課題を解決する一助となれる事業を展開していこうと考えております。
1つ目は本宮高校面接会を行います。これから就職活動がはじまる高校3年生を対象とし、志望する企業で面接を受ける前に、地域のリーダーである我々メンバーと面接を疑似体験することで、生徒自身が抱えている面接に対する不安を払拭させ、本番で自分の思いを100%相手に伝える能力を身に付けさせ、希望に満ちた社会人になる為の人材育成の一助となる事業を行います。
2つ目は地域振興と芸術に関連した事業を行います。これは35周年準備委員会で実施したアンケートに基づき、地域の方々の求める事業の上位2位を占める要望でした。本宮市民の方々はもちろんですが、市外から訪れる方にも本宮市の魅力を市及びこれからの将来を担う子供たちと協同してPRします。子供たちがまちづくりに参画し、自由な発想をもち人格の形成過程にある小学生が未来の礎を感じることで、大人になってからも、郷土に魅力を感じる人々が増加し、まちの価値を高め、本宮市民として誇りをもったひとが増加することにより、より魅力的なまちを構築します。
3つ目は地域の防災に関する事業を行います。近年、想定外の災害が各地で頻発しており、我々の地域も甚大な被害に見舞われました。
災害は他人事ではなく、いつ自分たちの身に降りかかってきてもおかしくない事実を改めて呼びかけ、有事の際、臨機応変に対応できる人材を育成することにより、災害に対する不安という課題を解決した未来を構築できると考えます。
これまで先輩諸兄が行ってこられた数多の事業活動を次世代に紡ぎ、管内地域住民の方々や、生まれ育った故郷に戻りたくなるような若者が魅力を感じることのできる、本宮市、大玉村の課題を解決したまちひとづくりを心がけます。また、青年会議所の定年が40歳という限られた時間の中で、経験の長いメンバー及び新メンバーも含め、その意義や理念、組織としての存在意義を自覚し、活動の地域に齎す効果を考察し、地域の問題を解決する役割を担ったリーダーであることを再認識することで、組織が活性化し希望に満ちたまち、ひとを構築できると信じております。
もとみや青年会議所をより希望に満ち溢れた組織にし、地域に希望を発信していきます。