昨年、我々のもとみや青年会議所は創立35周年を迎えました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大や自粛等も相まって、活動に制限がかかり計画するも中止・延期の判断を迫られました。このままではいけない、そんな危機感を少なからず感じたメンバーもいるのではないでしょうか。感染が落ち着き多方で事業活動が見られる今、これまで蓄積した経験を発揮し次世代へつなげなければなりません。このような状況下だからこそ、我々青年は地域を変えるオピニオンリーダーとしてまず自分たちから変わりましょう。
そこで我々総務委員会は、組織改革の一端として、まず会議に於ける新たな体制づくりを行います。各会議・例会の出欠確認方法・上程スケジュールの厳格化・JCI日本仕様の議案フォーマットへの変更等をし、会議効率をアップさせると共にメンバーの資質向上を目指します。これによって一人ひとりが責任感を持ち、手法が目的化することなく、真に目的のために運動・活動する組織として生まれ変わらなくてはなりません。
さらに各事業広報活動は、既存の紙媒体での広報だけに頼らない、SNS等ニューノーマルな情勢に対応することも視野に入れ、事業毎に適切な活用を図っていきます。対外誌作成についても、適正な広報方法を検討し実施いたします。これら広報活動の目的と効果をしっかりと見据えることで、多くの方々にもとみや青年会議所への認識と理解を深めていただけると考えます。
また、ここ数年行われなかった家族例会を実施します。家族例会を行う事により、地域の未来のために我々は青年会議所の活動・運動を行っていることを家族に理解していただき、また、家族の支えがあって活動できていることを自覚し、地域のためとは家族のためであり、子供たちの未来のためであるということを強く再認識することで活発な組織づくりに寄与すると考えます。
地域を変えるにはまず自分たちが変わること。そして自分たちが変わるには、自分たちは何のために、誰のために運動・活動をしているのかを強く自覚しなくてはなりません。その想いこそが次世代、更に次の世代へと続く強靭な組織を作っていく原動力となると確信しています。一年間どうぞよろしくお願いいたします。